感染症予防⑥ 換気

  3密を防ぐことも感染症対策として有効です。子どもたちが日々過ごす教室が密閉空間とならないようするためには、換気が大切になります。しかし、夏場と違って寒い冬は、なかなか窓を大きく開け放つことはできません。学校では換気の仕方を工夫して、空気の入れ換えが少しでもできるように努めています。

廊下の窓はいつも開いています

 廊下の窓は、教室だけでなく学習室や空き教室、渡り廊下も含めていろいろなところを、朝から放課後まで開けています。開き方はどこも15cmほどですが、確実に外気が入ってきます。教室の窓は、開けた場所のすぐ近くの子にとっては直接冷たい外気に触れ、寒さを強く感じてしまいます。そこで、窓を少し開け、そこのカーテンを閉める、教室の前の人がいないところのドアを開ける、出入り口のドアをかけるなどの工夫しています。また、C棟は、教室と廊下の区切る部分が壁ではなくガラス窓ですので、ガラス窓を開けて教室と廊下の空気の入れ換えをしているクラスもあります。

最前列の子どもたちより前のドアを少し開ける
窓を少し開けてカーテンをする

 換気をすると教室の室温は下がります。エアコンはもちろんつけていますが、温かいと感じることはなかなかありません。ぜひ、重ね着をしてくるとか、膝掛けなどの防寒品を用意するなど各自で工夫していただけたらと思います。

教室と廊下の境の窓もドアも開け放って換気